2005 A1クラブコンテスト 各局の参加記 
 
   参加の皆さんから参加記をいただいています。
   エリア順で掲載しています。
 
   @  JA1BVY  後藤氏
 
   A  JA1HLR  高桑氏
 
   B  JA1HTG  植村氏
 
   C  JJ1BDX   力武氏 
 
   D  JA2BCQ  鈴木氏 
 
   E  JH2CMH  木戸氏
 
   F  JO3AXC  渡辺氏
 
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   @ 「A1クラブコンテスト&ドナー参加記」   JA1BVY/後藤
 
   ゴルフの全英オープンご覧になりましたか、かつての帝王ジャック・ニクラウスも
  寄る年波に勝てず予選落ちしましたね。テレビで見ているとかなりのご老体という感じ。
  私も同じ65歳です。
  今年からこのコンテストのシニアは65歳以上となりましたがいいとこでしょう。
  私はこのコンテストのシニア部門にエントリーしましたが、おつむと指がしっかり
  していれば一般部門で上位を目指すべきなのでしょうね。
 
  ログの提出ですが今回初めてCabrilloに挑戦しました。
  A1クラブ某氏のご指導をいただきましたがZlogで途中までできていたため意外と
  簡単でびっくりしました。パソコンに弱い私でも何とかなりましたので、まだの
  人はぜひお試し下さい。
 
  大方のコンテストでは「よいアンテナと無愛想ランニング」の局には勝てません。
  このコンテストはQSYルールですから、がんばれば上位入賞も夢ではないと思い
  ましたが、どっこい簡単に勝たせてもらえません。
  問題は「呼び負け」です。近くでCQを出してその局がいつも引っかかってくれれば
  いいのですが・・・。
  やはり最後はアンテナの勝負か! でもコンディションや時の運ということもあるし
  その他いろいろと工夫する楽しみがありますね。
  コンテスト関係者が知恵を絞っただけあって面白いコンテストだと思います。
  来年またがんばりましょう。
 
  A1クラブにはお世話になるだけで何の貢献もできませんのでせめてできることは
  ドナーくらいかなということで始めました。
  インターネットでA1ブルワリーというのが近くにあることを発見、A1ビール
  という名の地ビールを作っているというので飲んでみましたがまずまずの味です。
  これこれというわけでA1クラブのコンテストに提供することにしました。
  ブルワリーのオヤジに名前の由来を聞きましたらイギリスのロイド社が使っている
  A1=最高品質からいただいたり Aji(味)が1番 だからA1だと大きなことを
  言っておりました。
  ドナー賞品では「一杯やりま賞」としてログ提出者全員の抽選としております。
  今後もぜひ、A1クラブ主催のコンテストに参加してログを提出しA1ビールを
  あててください。
 
         
    A 「A1クラブコンテスト参加記」   JA1HLR/高桑
 
   国内コンテストではあまり聞かないQSYルールは好き嫌いが在るようですが
  私は結構楽しめました、でも呼びに回るだけでCQを出されない局が結構いて
  最後までQSO出来なかった局が有りました。
  CQを出さない局を此方からいきなり呼ぶのはCQを出すのを待ってる局に対して
  マナー違反だろうし・・・・・それとQSYルールの1KHz以上と言うのに色々と
  議論が有ったようですが、ただQSYだけでも良いのではと思います、中には
  1Hzでも10HzでもQSYはQSYだろうと言う方がいるかも知れませんが各局の
  良識に任せたほうが面白いと思います、中には顰蹙を買う局もいるかも知れませんが
  それはそれでいろんな局の性格が分かって楽しいかもしれませんよ。hi
 
  あと7MHzシングルバンド部門と7と14のマルチバンド部門で14の
  シングルバンド部門が無いと言うのはなぜでしょうか?
  もしかして参加局の分散を防ぐためかなとも思いますが、それでしたら無理に
  マルチバンドにしないで7だけども良いのでは?それに7と14という組み合わせもね〜
  ちょっと違和感があります、それなら7と21か3.5と7じゃないのと思いますが。
  また次回も是非参加させて頂きたいと思います。
 
 
    B 「A1クラブコンテスト参加記」  JA1HTG/植村
 
    昨年に引き続いて、A1クラブコンテストには2回目の参加となりました。
  普段、長時間のコンテストには家庭事情(&体力不足)でフル参加は絶望的な
  こともあり、短時間スプリント的なコンテストには思わず燃えてしまいます。
  まして、我がA1クラブを冠したコンテストとなれば尚更です。
 
  今回は最初から勝ちを目指して参戦しました。参加部門は、単に「沢山交信したい」
  一念でマルチバンドを選択しました。
  昨年の反省から、今回、事前に意識した点は以下のポイントでした。
 
  (1)「QSYルールに勝つ!」「CQ局を素早くゲット→お客が散らない内に
    即CQ」で2ポイントずつ効率的に稼ぐ。
  (2) 14MHzは開けている時間が限定的なので、頻繁にバンドチェックを行う。
  (3) 昨年実績から上位入賞には100交信が絶対必要。目標100交信必達!!
 
  特に(2)については、昨年はおいしい時間帯を聞き逃し地団太を踏みましたので、
  特に注意しました。
 
  さて、コンテスト開始。スタートもまずは14MHzで切ることに決めました。
  いざCQ!! ・・・・・あれ?、いざCQCQ!! ・・・・・あれれ?
  開始10分間で交信1局のみ。。尻尾を巻いて7MHzに退散しました。A^-^;
  7MHzはそこそこに賑わっているようです。CQ局の早期発見即ゲットを
  念頭に、2ポイントずつ稼いで回りました。
  こういう場面になると、毎週のOAMで鍛えた「パイルを抜く手練手管」が
  ものを言います。ピッチずらし、ちょっとディレイコール、フライングコール攻撃
  等々、クラブメンバーの顰蹙を買わないギリギリの線であの手この手を使いました。hi
  でも、コンディションは7MHzも今イチでしたね。全体にノイズレベルも高く、
  NRの再送をお願いする交信も多数ありました。お手間をかけた各局vy sriでした。
 
  結局、申告ベースでの結果は以下の通りでした。
   <結果>
   バンド  交信局数  得点  マルチ
   7 MHz   72     72    44
   14 MHz   26     26    19
   合 計    98     98 ×  63 = 6174
 
   <時間ごとの交信局数>
       7   14   ALL
   [12]  23    3   26
   [13]  19    3   22
   [14]  22    2   24
   [15]   8   18   26
   Total  72   26   98
 
  但し、上記には「08」とか「13」とかの謎のNRの交信も含んでおります。hi
  減点だろうなぁ。。はは、ははははは・・
  最後の1時間に14MHzがぱぁ〜っと開けて、コンテストに花を添えてくれましたが、
  やはり全体的にはコンディションは悪かったと思います。7MHzでは何と8エリアと
  交信できていませんでした。14MHzでも5、6、9エリアが未交信でした。
  必達目標にしていた100局にも届かず。。。くぅ〜っ、ちょっとショックでしたぁ。
 
  今回、コンテスト委員会から上位入賞のご連絡を戴き、感想文を出せとのご下命を
  賜りましたが、これは正に常連上位メンバーに欠席が多かったからに他ならず、
  ラッキーの一言だったと思います。
  来年こそは100局のハードルを楽々突破して、実力で上位をもぎとります。
  皆さん、来年のA1クラブコンテストでまたお会いしましょう。
  GL&73 (^-^)/
                 
 
   C 「A1クラブコンテストに3年連続で参加して」  JJ1BDX(/3)/力武健次
 
   2003年から3年連続A1クラブコンテストに参加している。Asia-PacificSprint
  同様のQSYルール,またその他にも毎年得点計算方法の見直しなど積極的な
  変更が加えられていることに,コンテスト部会の人達の心意気を感じ,参加している。
  今年は最大出力50Wというルールが設けられた、3アマや移動局の人達への配慮が
  感じられる粋なルールだと思う。
 
  4時間という(日常生活に影響をあまり与えずに)短時間で日本全国を対象にした
  (そして海外も含めた)平等なルールで行われるコンテストは,なぜか日本には少ない。
  そのことがこのコンテストをより魅力的なものにしている、そろそろJapan CW Sprint
  を名乗って良いのではないか。
 
  今年はアンテナの都合で14MHzだけの参加となった。この5月末から,RFIの軽減,
  そしてより遠くへ飛ばすために,20mバンドのCW帯に同調を取った釣竿に沿わせた
  中央給電の垂直ベントダイポールを使っている。
  コンテスト当日のコンディションは絶好ではなかったが,それでも隣の吹田市から
  台湾に至るまで,広い範囲と交信する事ができたのは,このアンテナのお陰だろう。
  今後も14MHzはぜひコンテスト対象バンドとして残しておいて欲しいと思う。
 
  そもそも今の環境では勝つためのコンテストは望むべくもない、点数を稼ぐ為
  にやっているわけではなく,祭を盛り上げるのが好きだからやっているのだと
  いえる。僭越ながらドナーの賞品を提供させていただいているのも,祭をより
  面白くしたいからである。賞品の多くは諸般の事情で不要になったものだが,
  これらをオークションで売るくらいなら,賞品にして貰っていただいたほうが
  ずっと個人的には安心できるし,引き続き有効利用していただければなお良いと
  思ってやっている。
  さて,来年は参加できるだろうか。
 
 
   D 「いくつになっても嬉しいもの」   JA2BCQ /鈴木
 
   シニア部門へのエントリーは、今年初めてです。実は、「65歳以上から」と言う
  条件は、だいぶ前にクリアしていたのですが、此まで、なんとなくためらっており
  ました。混雑した電車の中で、老人優待席で楽している人みたいで、遠慮する所が
  あったんですね。でも、若い人が席を譲ってくれたのに痩せ我慢して断って、
  譲ってくれた人が気まずい思いをする、という場面にも出会ったことがありまして、
  折角用意された席なら、素直に座らせていただいた方がいいかな、と思うように
  成りました。心境の変化は、いってみれば自分が年をとったせいかもしれませんね。
  兎に角、賞をいただくということはいくつになっても嬉しいものです。
 
  コンテストの運用技術などについては、私よりもはるかにハイスコアをマークされた
  諸兄が述べられていると思いますので、別の面からの感想を。
  
  <感想1> All JA や全市全郡などのメジャーな国内コンテストでは、1つのバンドが
  ほとんどコンテスト参加局でいっぱいになっている状況が珍しくありませんが、他の
  コンテストではそれほどではありません。しかしA1コンテストでは,ほぼそれに近い
  状況がありました。まあ、いつものように7020KHzで頑張っている和文オジサンは
  いましたけれど(CQ TESTの嵐の中で、よくあれだけ意地を張れるもんだと、
  ほとんど尊敬)、バンドは、ほぼCQA1でした。それだけメジャーになってきたと
  いう事でしょう。御同慶の至り。
 
  <感想2> コンテストソフトはいくつかありますが、私はzLogを愛用して居ります。
  MS-DOS版の時代からあるように思いますが Windows 版が出てからはとても
  使い易く成りました。CWでのコンテストのために開発されたと聞きますが、CWを
  やる人は、これを使う事によってずいぶん能率を挙げているのではないでしょうか。
  でも、あまりの能率の良さに、ちょっと気が引けるのは私だけでしょうか。
  CWコンテストだというのに、ほとんど電鍵を使わないんですから。
 
  <感想3> ログの提出はA1クラブの推奨に従って、カブリロ方式にチャレンジ
  しました。これまでは、JARL方式ばかりでしたので、サマリーを書かなくても
  いいのかしら、と心配でしたが、ちゃんと受け付けていただいて安心しました。
  JIDXに続いて2度目のカブリロ方式でしたが、これで自信がつきました。
  記入例などを判りやすく例示してあるA1ホームページは貴重です。
  これまでカブリロ方式がよく判らず、海外コンテストには出そびれていましたが、
  これからは海外コンテストにも参加してみようかな。
 
  纏まりも無く書きました。それでは皆さん、ハムフェアでお会いいたしましょう。
 
 
    E 「5回 A1クラブコンテスト参戦記 」  JH2CMH /木戸 正
 
   昨年はスケジュールの調整がつかず不参加でしたが今年はフル参加出来そうだった
  ので事前準備を始めました、まずはルールを確認しエントリーする部門を決めました。
 
  今回、クラブのHPで確認したことは次の2点でした。
  @ 電力乗数はなく、出力上限50Wであること
  A バンドは7/14の2バンドであること
 
  当局の場合、通常コンテストに参加する目的は「できる限り多くの局(メンバー)
  と交信する事」と考えているので、今回も2つのバンドに出ることにしました。
  zLogはキーヤーとしてのみ使用し、ロギングはHamlogで行いました。
  開始時刻少し前に14MHzを聞いてみると1エリアの局がS3〜5位で聞こえます。
  メンバーの多い1・3エリアが開けていないと、閑古鳥が鳴くこと必至となって
  しまいますが、「これなら何とかなるかな」と期待しながらコンテスト開始を待ちました。
  開始後10秒ほどでお馴染みの某メンバー局のCQを発見、早速コールしました。
  ...すると「QRZ?」が返ってきました。
  数回やり取りした後、「JH2?」までは取ってもらったものの、そこまでが限界の様で、
  遂には「CQ CQ ・・・・」と見捨てられてしまいました。
  これではダメだと14MHzを諦め、7MHzシングルでの参加に変更しました。
  結果的にはこの判断が入賞につながったのですから面白いものです。
  7MHzはほぼ全エリアが聞こえているようでした、CQを出している局を呼んだ交信が
  終わった後に出す自分のCQに対しても、ほぼ1回でお呼びがかかりました。
  バンド内は比較的空いていて、空き周波数でCQを出すことも可能でした。
 流石に中盤以降はワッチしていてもNewがなかなか見つからず、CQを出しても空振り
 することが増えました。
 しかしこんな時はキーヤー代わりに使ったzLogが威力を発揮します。
  「CTRL+z」でCQを出しながら、デュアルワッチでバンド内を探すという運用形態で
  少しずつポイントを稼ぎました。
  CQ TESTを出しながら他のバンドを聞くというのは最近よくやりますが、同じバンド内
  を聞くのは始めてでした。
  また、「CQ A1 TEST」と打っているに、テレコムパーティー用の7桁のナンバーや、
  10や11という都道府県番号を送ってくる局もありました。本来は正式なルールを
  伝えるべきなのでしょうが、今回はあっさり「TU」で終わらせてしまいました。
 ちなみに一昨年参加した折には、何度か免許年を聞き出そうとトライしましたが、
 結局一度も分かってもらえませんでした。
 
 残念ながらA1CCはアップしませんでしたが、QSYルールによる変化に富んだ
 コンテストを楽しむ事ができました。交信いただいた皆さんありがとうございました。
 また、最後になりましたがコンテスト部会の皆さん、ルール作成から集計・発表まで
 の長丁場、お疲れ様でした。
 
 
    F  「A1クラブコンテスト参加記」  JO3AXC / 渡辺
 
    A1クラブコンテストの参加は昨年に続き2回目となります。
  今年は14MHzもでれるようになったので、どれだけ出来るか楽しみでした。
  12時半過ぎから7MHzでスタートしました。いつものモービル運用で
  50W+モービルホイップです。
  QSYルールは去年も体験していましたのでまごつくことはありませんでした。
  通常のコンテストと違い、CQを出し易い事やCQを出すことで確実に相手の
  コール&Noを取る緊張感があり面白かったです。
  (ミスコピーもかなりあったと思いますが…)
  ある程度交信できたらやめようと思っていましたが、結局16時まで参加していました。
  14MHzは最後のほうでCONDXが上がりQSOできました、もう少し早く開けて呉れたら
  と思いましたが、トータルでは昨年を上回る結果を残せたのではないかと思います。
 
  最後にQSOしていただいた皆さんありがとうございました。
  コンテストはとても…思われている方、来年は貴方が主役になりましょう!73&GL
 
 
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